給食だより

8月の食育「味の違いわかるかな?」&行事食「白玉団子」

暑い夏をのりきるには、「よく食べ」「よく遊び」「よく眠る」ことです。

食事をしっかり食べて、子ども達の身体のリズムを整えて夏を元気に過ごしましょう。

体温を下げる効果や,身体の調子を整える夏野菜などを上手に食事に取り入れてみてください。

 

今月の食育「味の違いわかるかな?」

見た目では、わからない水、砂糖水、塩水を試飲して子どもたちに何の水かをあててもらいます。

 

今月の行事食「白玉団子」

お盆は、ご先祖の霊を供用するための行事なので、肉類は避けます。

野菜や豆腐、穀類を使った精進料理をいただき、ご先祖へのお供えとして白玉団子を作ります。

当園では、おやつのフルーツポンチに白玉団子を入れて提供します。

 

 

 

夏野菜を食べよう!

夏野菜は水分を多く含み、体温を下げる働きがあります。汗をかいて失われるミネラルやビタミン類も豊富で、だるさや疲れをとってくれます。生食や簡単な調理法で美味しく食べられますから、なるべく毎日食べましょう。

 

●トマト・・・赤い色に含まれるリコピンには、老化防止やガン予防に有効
 

●キュウリ・・・身体にこもった熱を取り除く作用や、アルコールの代謝を促す
 

●ナス・・・ビタミン、ミネラル、植物繊維がバランスよく含まれ、生体調整機能に優れる

 

●オクラ・・・独特のぬめりは整腸作用やコレステロール低下作用があり、体力増強に有効

 

 

 

7月の食育「正しい姿勢で食べよう!」&行事食「七夕そうめん」

プール開きの季節となり、本格的な夏の到来です。

子どもたちが大好きなプールですが、水遊びは思った以上に体力を消耗します。

大好きなプールを楽しむためにも、心がけてあげたいのが十分な睡眠朝食です。

ご家庭でのご協力をお願いいたします。

 

今月の食育「正しい姿勢で食べよう!」

ごはんを食べるときの姿勢が悪いとどのようなことが起きるのか考え、正しい姿勢で食べる習慣を身につけます。

 

今月の行事食「七夕そうめん」

七月七日は「七夕」です。

彦星様と織姫様が天の川にかかるカササギの橋を渡り年に一度だけ会える日です。

七夕にそうめんを食べるのは、織姫の糸になぞり食べられるようになったという説があります。

当園では8日に提供します。

 

 

誕生会の給食アンケートの質問にお答えします!参考程度にしていただけると幸いです。

 

Q.油物はどれくらい与えればよいですか。

幼児の脂質の摂取量は1日に5gが目安です。

与えすぎはよくありませんが、脂質は体の成長のエネルギー源として働いたり、成長を促す脂溶性ビタミンの吸収を促進させるのに必要な栄養素になります。

バランスよく食べていれば過剰摂取や不足になることもないようですが、バターやマヨネーズなどはつい多く使ってしまいがちですので摂りすぎないように気を付けましょう。
 

Q.嫌いなものを食べない、野菜を食べない。

野菜は肉や魚と一緒に調理するとうま味で渋みや苦みが減ります。また、園では汁物が好きな子が多く、野菜を小さめに切ったスープだと子どもたちも食べやすいようです。どうしても食べない場合は、お椀に盛るときに苦手な野菜を取り除いて、栄養の出た汁のみ与えてみたり、全部ミキサーにかけてポタージュ状にしてみるといいかもしれません。
 

Q.ごはんのときにおやつを欲しがりごはんを食べない。

そういう時期なのかもしれませんが、お菓子の買い置きをやめたり、またお菓子をパンやおにぎり、果物や蒸した野菜などにすると、ごはんにもおやつにもなるので安心して与えることができます。子どもが欲しがるからといって欲しがるだけ与えてしまうのはよくないので、ごはんを食べないなら一旦食事を下げ、お菓子はないこと伝え、その後ごはんを欲しがるならごはんを与える、といった対応もひとつの手段ではないかと思います。あまりお母さんお父さんのストレスになるのもいけないので周りのひとなどにも相談してみてくださいね。

 

 

6月の食育「虫歯のないピカピカの歯にしよう!」&行事食「あられ」

季節の変わり目で体力が落ちてくる梅雨に入ります。この時期は食中毒に注意しましょう。

菌が増えても、食品の味や風味の変化に気づかずに食べてしまいがちです。

しっかり加熱、できたらすぐに食べる、冷蔵庫で保存するなど、食品管理に気を付けてくださいね。

また、6月4日~10日は歯と口の健康習慣です。

上手な歯磨きのコツは、ブラシで強く擦ることではなく丁寧に隅々まで磨くことです。

むし歯予防のために毎日きちんと歯磨きをしましょう。

 

今月の食育「虫歯のないピカピカの歯にしよう!」

歯の模型を使用し、上手な歯磨きの仕方を教えます。その後、子どもたちに実際に歯磨きをしてもらいます。

 

 

おいしく食べるためのむし歯予防

 

口は食べ物を砕いて唾液と混ぜ、胃に送りこむ一番目の消化器官です。
むし歯になるとおいしくものを食べられず、消化にも影響します。
むし歯菌が食べかすから酸を作り、歯を溶かして起こるため、食事に大きく関係します。

 

~むし歯を作らない食べ方~

 

  • おやつのお菓子などをだらだら食べず、時間を決めて食べる
  • 適度に硬く食物繊維の多い根菜類や昆布などをよく噛んで食べる
  • 規則正しい食生活をする
  • 清涼飲料水など、糖分の多い飲み物を常用しない

 

 

今月の行事食「あられ」

6月1日は『氷の朔日(ついたち)』と言われています。宮中では、6月1日に『氷室の節会』という、氷室に保存しておいた氷を臣下に分け与えて食べる行事がありました。この習慣は庶民にも広がりましたが、庶民の間では貴重な氷の代わりに鏡餅を割ってあられにし、行事を祝いました。地域によっては、固い餅を食べることからこの行事を「歯固め」と称し、歯がますます丈夫になり長生きできるようにと祈願したそうです。

当園では3日にあられを提供します。

 

5月の食育「手洗い上手にできるかな?」&行事食「あくまき」

新年度がスタートして、早くも一カ月が経ちました。

離乳食から幼児食に移行した子、すみれ組になってお皿が変わりおかずやごはんの量も少し増えて、ちょっぴり嬉しいようなお腹いっぱいのような、、、

みんなそれぞれ新しい環境に適応しようと頑張っています!

給食室には、4月から「水元 睦美(みずもと むつみ)先生」が入り、新たなメンバーで子どもたちが元気いっぱい笑顔になる美味しい給食作りに励んでいます!

どうぞ、よろしくお願いします!

 

今月の食育「手洗い上手にできるかな?」

まずは、手洗いに自信のある子どもにみんなの前で手洗いを披露してもらいます。

その後、手洗いの正しい方法を絵を使いながら確認し、実際に手を洗ってもらいます。

 

 

今月の行事食「あくまき」

鹿児島の「ちまき」。「ちまき」は、中国から伝わってきたのですが、中国では古くから「ちまき」が厄払いや邪気払いの力があるとされていたようです。

そのため、こどもの日に「ちまき」を食べることは無病息災を願い、子どもの成長の無事を祈る意味があります。園では10日金曜日の3時のおやつに提供します。

 

 

 

「梅醤番茶」の提供について...

 

「梅醤番茶」という飲み物をご存知でしょうか?

昔ながらのおばあちゃんの知恵である「梅醤番茶」は、梅干し、醤油(本醸造)、生姜、三年番茶という日本人が親しんできた材料で作られます。

風邪の引き始め、頭痛、腹痛、下痢、だるさなどの不調を身体に負担をかけずに改善してくれる飲み物です!

当園では、年長さんになると毎月クッキングがあり、その中で梅干しづくりを行います。

「梅醤番茶」は、その梅干しを使って作りますので子どもたちには是非とも飲んでもらいたいものです。

 

~梅醤番茶の作り方~

 

<材料>

  • 梅干し…すり鉢ですってとろとろにするか、包丁でたたく
  • 醤油(本醸造)…果肉の10%の量を潰した梅干しに加えて混ぜる(当園は丸島醤油を使用)
  • 生姜…すりおろして好みの量を加える(当園は乾燥した有機生姜を使用)
  • 三年番茶(ただの番茶ではなく三年間熟成させた三年番茶)・・・温かいもの(当園は無双番茶を使用、無農薬のものを選ぶ)

 

 

<作り方>

湯呑に梅干しと醤油を合わせたものとすりおろした生姜を入れ、温かい三年番茶を注ぐ

※子どもたちに提供する際には薄めますが、大人は美味しいと思う濃さにしてお飲みください

 

 

4月の食育「いただきます、ごちそうさま!!」&行事食「甘茶」

ご入園、ご進級おめでとうございます!

 

新年度に入り、期待と不安を抱きながら子どもたちを送り出す親御さんも多いかと思います。

子どもたちも慣れ親しんだお部屋や担任の先生が変わり、最初は落ち着かないこともあるかもしれません。

そんな子どもたちにとって、給食が楽しみの一つになるように、おいしい昼食やおやつ作りに励みます!

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

今月の食育「いただきます、ごちそうさま!!」

食事の前後のあいさつはなぜするのか?

子どもたちと一緒に考え、マナーや命の尊さ、感謝の気持ちを育みます。

「命をいただく」という意味もこめられた「いただきます」のように、食事の挨拶をすることは大切です。

ことばの意味がわからない赤ちゃんでも、けじめとして「食事の時間」を感じられるようになります。

 

 

  

 

今月の行事食「甘茶」

4月8日はお釈迦様のお誕生日で、天の竜王が産湯代わりに「甘露の雨」と「花びら」を降らせたという言い伝えがあります。

お寺では『花祭り』と呼ばれるお祝い事を開き、周りを花で飾ったお釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いします。

参拝者は、この甘茶を飲むことで息災延命を祈願します。

当園では、4月8日に提供します。

 

3月の食育「お箸マスターになろう!」&行事食「ちらし寿司」「ひなあられ」「ぼたもち」

今年度も残り1カ月となりました。

毎朝給食室には、クラスの人数を伝えにお当番さんが来てくれます。

恥ずかしながらもきちんと挨拶をしてくれるすみれ組さん、大きな声で今日の給食やおやつを聞いてくるさくら組さんとゆり組さん、来月からはまた一つお兄さんお姉さんになって、元気な姿を見せてくれるのを楽しみにしています。

ゆり組さんにとっては最後となるひな祭りバイキングやクッキング、たくさんの思い出を作って楽しんでくれると嬉しいです!

 

今月の食育「お箸マスターになろう!」

お箸を使って乾燥大豆が何粒掴めるか、ゆり組さんに挑戦してもらいます。

 

今月の行事食「ちらし寿司」「ひなあられ」「ぼたもち」

<ちらし寿司>

ひな祭りの定番です!昔からひな祭りの日には、「おすし」を食べていたそうです。

ちらし寿司になった詳しい由来はわかりませんが、女の子の日ということで華やかなものになったのだと思います。

当園でもひな祭りバイキングにてちらし寿司を提供します。

 

<ひなあられ>

カラフルでかわいらしいひなあられ。白は「大地」、桃は「生命」、緑は「木々」とそれぞれの色はエネルギーを持っています。

ひなあられには、食べることで自然のエネルギーを吸収し、健やかに成長できますようにという願いが込められています。

ひな祭りバイキングのデザートとして提供します。

 

<ぼたもち>

春の彼岸にお供えしたり、食べたりします。おはぎとの違いは、形とあんこの種類です。

ぼたもちは、牡丹の花に見立てて作られているため、丸く大きく、あんこはこしあんで作ります。

おはぎは、萩の花に見立てて作られているため、小さな俵型にあんこは粒あんで作ります。

当園では、きな粉をまぶしたぼたもちを提供します。

 

2月の食育「三色食品群について学ぼう!」&行事食「福茶」「ココアケーキ」

2月3日は節分です。節分とは季節の節目のことで、旧暦では冬の最後の日です。

昔から季節の分かれ目には災難が起こると考えられており、この日に鬼を追い払うことで福を迎え入れます。

また、歳の数だけ豆を食べると一年間病気をしないとも言われています。

節分の翌日は「立春」です。暦の上では春の始まりですが、まだまだ寒い日が続いています。

子どもたちの体調管理のみならず、大人も体調を整えていきたいですね。

 

今月の食育「三色食品群について学ぼう!」

3月に行われるひな祭りバイキングに向けて、食品が三色に色分けできることを教えます。

 

 

風邪予防ポイント!

  1. たんぱく質(肉・魚・豆腐・卵など)をしっかり摂る→細胞が強くなりウイルスの侵入を防ぐ
  2. 発酵食品(ヨーグルト・味噌・納豆など)を取り入れる→腸内環境が整うと免疫力UP
  3. 温かいかいメニューを取り入れる→体温を上げることで免疫力UP

 

おすすめメニュー!

  • 鮭とたっぷり野菜のクリームシチュー(いつものシチューのお肉を鮭に変えてみましょう!ベーコンを入れるとうま味UP!)
  • さつま芋の豚汁(大事なのはさつまいもです!)
  • タンドリーチキン(朝漬け込んで帰ったら焼くだけ!)
    鶏もも肉・・・450g 塩こしょう・・・お肉にまんべんなくまぶす 
    [漬け込み調味料]
    ケチャップ・・・40g(大さじ2と2/3) プレーンヨーグルト・・・80g カレー粉・・・5g(小さじ2と1/2) おろしにんにく・・・2g おろししょうが・・・3g

 

今月の行事食「福茶」&「ココアケーキ」

<福茶>

大晦日や元旦、節分などの節目の日に無病息災を願って飲むものです。
昆布(よろこぶ)、梅(松竹梅)、節分の日には炒った大豆3粒(まめまめしく働ける)を湯呑に入れ、湯またはお茶を注ぎいただきます。

 

<ココアケーキ>

14日はバレンタインデー!ということで、幼児さんにチョコレートの入ったココアケーキを3時のおやつで提供します!

 

1月の食育「七草について知ろう」&行事食「七草入り混ぜ込みご飯」

あけましておめでとうございます。

今年も元気いっぱいの子どもたちに負けないよう、美味しい食事を心を込めて作っていきたいと思います。

さて、1月は寒さも厳しく、体調も崩しやすい月です。

年末年始で乱れた生活リズムを少しずつ整えるためにも、朝ご飯をしっかり食べて、1日を元気に過ごせるようにしていきましょう。

 

今月の食育「七草について知ろう」

七草とは何か、なぜ1月7日に七草がゆを食べるようになったのかについて、七草の写真もしくは実物を見せながらお話ししします。 

 

今月の行事食「七草入り混ぜ込みご飯」

今年はおかゆではなく、7日に「七草入り混ぜ込みご飯」を提供します!

 

~春の七草~

 

七草がゆは、さまざまな説がありますが、お正月にごちそう三昧だった胃腸をいたわり、不足した緑黄色野菜を補う、という意味があります。本来は、朝ご飯に七草がゆを食べるもの。七草がゆに入れる春の七草とは、「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」です。最近はスーパーマーケットなどで便利な七草セットが売られていますので、気軽に試してみましょう。

 

12月の食育「美味しく給食を食べるために」

なんとなく慌ただしい12月です。

普段から子供たちの生活リズムは大人に左右されがちですが、特に12月は子供たちの食生活や生活リズムが乱れやすくなります。

普段の食事に気を配りながら、風邪に負けない免疫力作り、身体作りをして早めの予防・回復で忙しい年末を乗り切りましょう。

また、年末年始は年越しそばや、おせちなど日本に残る風習を伝えるいい機会です。

子どもたちと一緒に食育の一環として準備したり、楽しむのもいいかもしれませんね。

 

今月の食育「美味しく給食を食べるために」

美味しく食事をするためにはごはんが美味しいだけではなく、食事の雰囲気づくりも大事であることを伝えます。

 

 

~食事で免疫力・体力アップ~

 

冬はインフルエンザなどの感染症が流行する季節。

まずは体をあたためる料理で体温を上げましょう。

 

免疫力アップ

ビタミン、ミネラルの多い食材・・・緑黄色野菜や果物

 

体力アップ

発酵食品・・・納豆、味噌、ヨーグルトなど

11月の食育「和食について」&行事食「和食」

秋の深まりとともに、野山が赤や黄色に彩られる季節になりました。

日中は過ごしやすい気温ですが、朝晩は冷え込みますので風邪の予防にも気を付けましょう。

ご家庭でも、食事のバランスに気を付け、旬を迎えるビタミンの豊富な果物などを積極的に摂取し、体の抵抗力を上げて寒くなる季節に備えたいものです。

 

今月の食育「和食について」

11月24日は『和食の日』です。

煮干し、昆布、かつお節の3つのだしを試飲しよう!!

 

 

 

今月の行事食「和食」

11月24日(いいにほんしょくの日)は『和食の日』です。

 

日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さについて考える日

 

日本は海・山・里と豊かな自然に恵まれ、多様で新鮮な旬の食材と、うまみに富んだ発酵食品、米飯を中心とした栄養バランスに優れた食事構成をもつ、「和食」の文化があります。

「和食」は食事の場における「自然の美しさ」の表現、食事と年中行事・人生儀礼との密接な結びつきなどといった特徴を持つ、世界に誇るべき食文化です。

 

日本の秋は「実り」の季節であり、「自然」に感謝し、来年の五穀豊穣を祈る祭りなどの行事が、全国各地で盛んに行われる季節でもあります。

日本の食文化にとって大変重要な時期である秋の日に、毎年、一人ひとりが「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日となっていくよう願いをこめて、11月24日が“いい日本食”「和食」 の日として制定されました。

 

当園では、昆布だしをベースに煮干しかつお節シイタケなどの合わせだしを使っています。

今年は24日が土曜のため当園では22日に和食を提供します!!

忙しい時でも簡単にだしが取れる水出汁のレシピを紹介していますので、顆粒出汁を使っているご家庭でも、自分で引く出汁生活を始められてはいかがでしょうか。

 

知っていますか??だしに関する豆知識!!

 

  • 昆布だしの『グルタミン酸』と肉や魚などの『イノシン酸』、シイタケの『グアニル酸』を合わせるとうま味が7倍に!!
  • だしの美味しさである『うま味 』を発見したのは日本人の池田菊苗博士!!
  • 英語でも『うま味』は『UMAMI』と表記されている!!
レシピご紹介

~水に入れるだけ!!簡単水出汁~

 

【材料】

・水 1600ml ・かつお節 15g ・煮干し 5g ・だし昆布 10g

 

【作り方】
かつお節、煮干しはだしパックに入れる。1日置いたら取り出す。

 

10月の食育「咀嚼の大切さを知ろう」&行事食「ハロウィンデザート」

実りの秋、食欲の秋です。子どもの頃から旬を知り、旬の恵みを味わうことは、豊かな感性や味覚形成にとても重要です。

毎日の食卓に旬の素材を取り入れ、話題も豊かな楽しい時間を過ごしたいですね。

また、10月は運動会やさつま芋掘りなど子どもたちが楽しみにしている行事が盛りだくさんです。

それらの行事を楽しむためにも、『早寝・早起き・朝ご飯』を心掛け、毎日のリズムを整えましょう。

 

今月の食育「咀嚼の大切さを知ろう」

噛むことの大切さを知り、噛むことが体にどういう影響を与えるか『するめ』を噛ませて教えます。

 

 

食事をするときに「噛む」ことをどれだけ意識していますか?

噛むことは食べ物を噛みくだくだけでなく、身体にうれしいことがいっぱいです。

 

  1. 肥満予防
  2. 集中力・記憶力アップ
  3. むし歯予防
  4. 食べ物の消化・吸収アップ

 

食事の時間が短かったり、せかしたりすると、どうしても噛まずに飲み込んでしまいます。

食事時間は30分程度とり、「カミカミだよ」「よく噛んで食べるとおいしくなるよ」などと声かけをしながら、よく噛む習慣をつけましょう。

 

 

今月の行事食「ハロウィンデザート」

10月31日のハロウィンはヨーロッパを期限とするお祭りで、秋の収穫を祝い悪霊を追い出すと言われています。

かぼちゃをくりぬいた『ジャックオーランタン』を飾ったり、子どもたちは仮装をして『トリックオアトリート』と叫びながら近所をまわり、お菓子をもらいます。

当園では31日にハロウィンデザートを提供します。

 

9月の食育「朝ご飯を食べよう!」&行事食「おはぎ」

日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の風は秋の気配を感じさせるようになりました。

『秋』といえば芸術の秋・読書の秋・スポーツの秋と言われます。いろいろな秋を満喫しましょう。

また、秋は食欲の秋とも言われるように食欲もぐんとアップ!!

子どもたちの好き嫌いをなくすいい機会かもしれません。

ご家庭でも秋に出る旬の味覚をお子さんと一緒に楽しんでくださいね。

 

今月の食育「朝ご飯を食べよう!」

『朝ご飯』が体に与える役割を教え、朝食の大切さや早寝早起きの習慣を教えます。

 

 

   

 

今月の行事食「おはぎ」

秋の彼岸に魔除けの効果のある『小豆』に当時高級な『砂糖』を使い、あんこにしてお餅につけ、先祖にお供えして邪気払いや願いを祈ったそうです。

※豆知識・・・春の彼岸は『ぼたもち』でこしあん。秋の彼岸は『おはぎ』で粒あん。

夏のおはぎは『夜船(よふね)』。冬のおはぎは『北窓(きたまど)』。

春夏秋冬で名前が違うオシャレなスイーツです。

 

 

麦飯カレーの日

 

9月13日、当園にて『麦飯カレーの日』として、麦飯カレーを提供します。

これは、宮崎市高岡町の偉人で『ビタミンの父』と言われる『高木兼寛(たかきかねひろ)』の功績を学ぼうと市内の保育園、小中学校で、高木兼寛が誕生した9月15日に(もしくは9月15日の週の中の1日)実施されます。

 

高木兼寛は、食事の改善によって『脚気』の予防に初めて成功した人物で、海軍軍医だった当時、カレー味のシチューに炒めた小麦粉でとろみをつけ、麦ごはんにかけた食事を提供することにより、難病とされていた『脚気』を予防することに成功しました。後に『脚気』の予防には、麦に多く含まれる『ビタミンB1』という栄養素が関係したことが発見されています。また、この食事が『カレーライス』の始まりだと言われています。

 

現在、『脚気』は少なくなっていますが、偏った食生活をしている若い人達の中に『脚気』または『脚気予備軍』の人たちが存在していることも事実です。『脚気』以外にも『ビタミンB1』が不足すると、身体がだるい、疲れやすいなどの症状も出ます。

 

『ビタミンB1』は、胚芽精米、玄米、豚肉、うなぎ、大豆、えんどう豆などに多く含まれているので、ご家庭でも、今回実施した『麦飯カレー』や『お味噌汁』、『納豆』などを食事に取り入れていただくと子どもたちの健康にも役立ってくれそうです。

 

※脚気とは・・・ビタミンB1が不足して起こる病気で、全身の倦怠感、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状があらわれる。当時は脚気で命を落とすこともあった。


高木兼寛(たかきかねひろ)

医学博士 海軍軍医総監

1849年(嘉永2年)9月15日(旧暦)に高岡町穆佐(むかさ)に生まれる。

1920年(大正9年)4月13日没。

 

 

 

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