季節の変わり目で体力が落ちてくる梅雨に入ります。この時期は食中毒に注意しましょう。
菌が増えても、食品の味や風味の変化に気づかずに食べてしまいがちです。
しっかり加熱、できたらすぐに食べる、冷蔵庫で保存するなど、食品管理に気を付けてくださいね。
また、6月4日~10日は歯と口の健康習慣です。
上手な歯磨きのコツは、ブラシで強く擦ることではなく丁寧に隅々まで磨くことです。
むし歯予防のために毎日きちんと歯磨きをしましょう。
今月の食育「虫歯のないピカピカの歯にしよう!」
歯の模型を使用し、上手な歯磨きの仕方を教えます。その後、子どもたちに実際に歯磨きをしてもらいます。
おいしく食べるためのむし歯予防
口は食べ物を砕いて唾液と混ぜ、胃に送りこむ一番目の消化器官です。
むし歯になるとおいしくものを食べられず、消化にも影響します。
むし歯菌が食べかすから酸を作り、歯を溶かして起こるため、食事に大きく関係します。
~むし歯を作らない食べ方~
- おやつのお菓子などをだらだら食べず、時間を決めて食べる
- 適度に硬く食物繊維の多い根菜類や昆布などをよく噛んで食べる
- 規則正しい食生活をする
- 清涼飲料水など、糖分の多い飲み物を常用しない
今月の行事食「あられ」
6月1日は『氷の朔日(ついたち)』と言われています。宮中では、6月1日に『氷室の節会』という、氷室に保存しておいた氷を臣下に分け与えて食べる行事がありました。この習慣は庶民にも広がりましたが、庶民の間では貴重な氷の代わりに鏡餅を割ってあられにし、行事を祝いました。地域によっては、固い餅を食べることからこの行事を「歯固め」と称し、歯がますます丈夫になり長生きできるようにと祈願したそうです。
当園では3日にあられを提供します。