こだわりの食材

9月の食育「朝ご飯を食べよう!」&行事食「おはぎ」「さつまいもごはん」

食欲の秋はもうすぐですよ~

 

9月23日は秋分の日、国民の祝日です。
昼と夜の長さがほぼ同じになる日を 秋分の日とするため、毎年日付が変わるのをご存知でしょうか?

この日を境に日照時間が減っていき、夏から秋へと季節が変わっていきます。

そんな秋分の日ですが、前後3日を入れた7日間は秋のお彼岸です。

お彼岸といえば、「おはぎ」をご先祖様にお供えしたり、食べたりするご家庭もいらっしゃるかと思います。
当園でも、毎年9月には行事食として「きなこのおはぎ」を提供していますが、今年は"甘さ控えめの手作り粒あん"を、ほんの少しだけ包んだ「粒あん入りきなこおはぎ」を提供する予定です!
行事食に度々登場する小豆ですが、苦手な子どもたちも多数・・・。
しかし、子どもたちの食体験を増やしたい!という思いで、給食室も試行錯誤しながら給食提供を行っております。

 

今月の食育「朝ごはんを食べよう!」

朝ご飯はどうして食べないといけないの?その理由と早寝早起きの大切さについて教えます!

 

今月の行事食「おはぎ」「さつまいもごはん」

<おはぎ>

秋のお彼岸は「おはぎ」、春のお彼岸は「ぼたもち」と季節によって呼び名が変わります。

あんこに使われる小豆には、古くから悪いものを追い払う効果があるとされてきました。

秋は収穫の時期、春は種をまき、成長を願う季節です。

この時期に小豆を使ったおはぎを食べたり、ご先祖様にお供えをすることで、自然への感謝と深く結びついてきます。

当園では、22日に3時のおやつで提供します!

 

<さつまいもごはん>

今年の十五夜は、9月10日です。
十五夜といえば、お月見団子が 思い浮かびますが、サツマイモやサトイモの収穫時期でもあること から、別名「芋名月」とも呼ばれています。
昔の人は、この時期に 収穫した作物をお供えしたり、食べたりすることで豊作への祈りと 感謝を表していました。
当園では、9日の給食にて提供します!

 

高木兼寛 麦飯カレーの日

 

宮崎市高岡町の偉人、ビタミンの父と言われる『高木兼寛』は、「食事の改善によって脚気の予防にはじめて成功した人」です。
海軍軍医だった当時、カレー味のシチューに、炒めた小麦粉でとろみを付け、麦ごはんにかけた食事を提供し、難病とされていた脚気を予防することに成功しました。
後に、脚気の予防には、麦に多く含まれる「ビタミンB1」という栄養素が関係していたことが発見されました。

また、この食事が日本で食べられているカレーライスの始まりだと言われています。

その功績をたたえ、『高木兼寛』の誕生月である9月に、市内すべての小・中学校ならびに、保育施設において麦飯カレーの提供を行っております。

(当園では、9月7日に提供します。)


高木兼寛(たかきかねひろ)

医学博士 海軍軍医総監

1849年(嘉永2年)9月15日(旧暦)に高岡町穆佐(むかさ)に生まれる。

1920年(大正9年)4月13日没。

こだわりの食材

~調味料編~

 

<こめサラダ油>

遺伝子組み換えをしていない国産の玄米から取れる米ぬかが原料です。

特徴としては、体内に入った脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける「ビタミンE」や悪玉コレステロールが体内に吸収されるのを阻害する「植物ステロール」などの天然栄養成分が植物油の中で最も多く含まれている点です!
最近は、スーパーやドラックストアでもよく見かけます

 

8月の食育「食中毒について知ろう!」&行事食「白玉団子」

夏野菜を積極的に食べましょう!

 

セミの声が鳴り響く、真夏の8月がとうとうやって来ます!

あまりの暑さに、外遊びも遠慮しがちになりますが、夏野菜たちは負けませんよ~!
水分をたっぷりと含み 気温の高さを克服し、強い紫外線に打ち勝つために 色濃い皮膚を身にまとった旬の夏野菜は、水分と栄養がたっぷりです。
暑さで食欲が落ちやすい時期でも夏野菜がおいしく感じられるのは、身体が水分を欲しているからなのかもしれませんね!

また、豊富に含まれているミネラルやビタミン類が、体温を下げたり 身体のだるさや疲れをとってくれたりと、夏バテ気味の身体に嬉しい効果をもたらしてくれます。

暑さで食欲も落ちがちな時期でも夏野菜が食べやすいのは、身体が 水分を欲しているからなのかもしれませんね!
だからこそ、汗っかきの子どもたちには、、夏野菜をたくさん食べてもらいたいものです。
トマトキュウリはサラダで、オクラはさっと湯がいてしょうゆとかつお節で和えるだけなど、簡単一品料理でもメイン料理でも毎日の夕食に夏野菜を気軽に取り入れてみて下さいね。

 

今月の食育「食中毒について知ろう!」

食中毒とは、ばい菌のついた食べ物を食べてお腹が痛くなることです。

どうして食材を冷蔵庫に入れておかないといけないのか、どうすれば ばい菌がいなくなるのかなど、子どもでもわかりやすいように対策や予防について教えます!

 

 

今月の行事食「白玉団子」

8月14日前後はお盆と言われ、ご先祖様が現世に戻ってくる期間です。

その際、ご先祖様へお供えするものの一つとして白玉団子があります。

当園では、10日の3時のおやつのフルーツポンチに白玉団子を入れて提供します。

 

レシピご紹介

~サラダうどん~

 

【材料】

・うどん3玉分(乾麺でもゆで麺でも〇)

・お好きな野菜300g程度(レタス、きゅうり、トマトなど、オクラなど)

・シーチキン120g(鶏ささみや鶏むね肉を割いたものでも〇)

・卵2個(スクランブルエッグにします) 

 

<たれ>※ゆでうどん約3玉分 たれの材料はすべて合わせる
・酢 60g(大さじ4)

・油 60g(大さじ5)                

・しょうゆ 75g(大さじ4と小さじ1/2)

・砂糖 60g(大さじ6と小さじ2)

・すりごま お好みの量

・すりおろし玉ねぎ 1個分

・すりおろしりんご 1個分

 

【作り方】

  1. たれの材料の玉ねぎとりんごをすりおろし、玉ねぎを加熱する

  2. 1とタレの残りの調味料を合わせ、冷蔵庫で冷やしておく
  3. うどんを湯がく
    (その間に・・・)
  4. スクランブルエッグを作る
  5. 野菜をカットする
  6. うどんが湯がき終わったら、水洗いしぬめりを取る→ざるに上げる
  7. お皿にうどん、野菜、スクランブルエッグ、シーチキンを盛り付け、たれをかける
  8. 完成

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<みそ>

給食のみそ汁で使うみそは、「博士の手づくり麦みそ」を使用しています。
材料は、国産大豆、麦麹、塩のみで余計なものは含まれておらず、安心安全です。毎年9月には、農学博士の濱田先生をお呼びし、年長児とその保護者でみそ作り体験をしていますが、新型コロナウイルスの影響により、昨年、一昨年と中止が続いている状態です。
今年の開催は未定ですがみそを使ったクッキングは取り入れる予定です。

 
お味噌づくりの様子>>>

 

7月の食育「正しい姿勢で食べよう!」&行事食「七夕そうめん」

酸っぱいものを食べて、疲れを吹き飛ばしましょう!

 

毎日暑い中、お仕事・家事・育児お疲れ様です!!
そんな大人をよそに、「どこにそんな体力があるのだろう?」と不思議なくらい元気いっぱいな子どもたち!!ですが、、、これからどんどん暑くなると、大人と同様にいつもより疲れやすくなり、食欲も落ちる子が増えがちです。

いつもの料理にお酢やレモンなどを加えてさっぱりさせたり、ツルッと食べやすい麺類を取り入れたり、時にはカレーやウナギなどのスタミナ料理を取り入れたりしながら、暑い夏に負けない身体を作っていきましょう!    

 

 

今月の食育「正しい姿勢で食べよう!」

なぜ姿勢よく食べないといけないのか、その意味と正しい姿勢を教えます!

※2022/8/1写真追加

 

今月の行事食「七夕そうめん」

7月7日は「七夕」です。
彦星様と織姫様が天の川にかかる”カササギの橋”を渡り、年に一度だけ会える日です。
七夕にそうめんを食べるのは、織姫様の糸になぞり食べられるようになったという説があります。

7日に提供する「七夕そうめん」には、昨年の年長さんが作った梅を刻んでトッピングします。酸っぱい梅を食べて元気になりましょう!

 

 

土用の丑の日

土用の丑の日には、「暑い時期を乗りこえる!」という意味でウナギを食べる習慣があります。
ウナギには、ビタミンAや ビタミンB群が豊富に含ま れているため、スタミナを つけることによる夏バテ防止効果だけでなく、のどや鼻の粘膜を健康に保つ働きがあ ります。
なかなか治りにくい夏風邪の予防にもつながります。

※2022年の丑の日は、7月23日(土)と8月4日(木)です。

 

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<丸島醤油>

小豆島にて昔ながらの製法でゆっくりと時間をかけて作られたお醤油です。材料は、丸大豆・小麦・塩・種麹のみで添加物は一切使われておりません。
こだわりと自信を持っている丸島醤油さんだからこそ、当園も安心して給食に使うことができます。

 

6月の食育「いろいろな国の料理を知ろう!」&行事食「あられ」

6月4日~10日は、歯と口の健康週間です!

 

健康な歯を保つためには、セルフケアと定期健診、そして虫歯予防のためのカルシウム摂取が大切です。
牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、豆腐・納豆・油揚げなどの大豆製品、魚介類の順にカルシウムは多く含まれています。

小さい子どもは、一度にたくさんの量を食べることができないため、上記の食品をおやつの時間に取り入れることで1日に必要なカルシウム量に近づけています。

また、カルシウムを含む食品と一緒に摂取したい栄養素に「ビタミンD」があります。

魚類やきのこ類に多く含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を促進する働きがあるため、健康な歯や骨を作るために必要不可欠な栄養素です。
食べやすい組み合わせで、虫歯菌に負けない丈夫な歯を作りましょう!

 

今月の食育「いろいろな国の料理を知ろう!」

みんなの知っているカレーやギョウザ、スパゲティ…どこの国の料理か知っているかな?

世界地図を使っていろいろな国の料理を探しに行こう!!

 

※2022/7/5写真追加

 

今月の行事食「あられ」

<あられ>

6月1日は『氷の朔日(ついたち)』と言われています。

皇居では、6月1日に「氷室の節会」という、氷室に保存しておいた氷を皇室に仕える者に分け与える行事がありました。
この習慣は庶民にも広がりましたが、氷は貴重品だったため、代わりに鏡餅を割ってあられにし、行事を祝いました。
地域によっては、固い餅を食べることからこの行事を「歯固め」と称し、歯がますます丈夫になり長生きできるようにと祈願したそうです。
当園でも1日に”あられ”を提供します!

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<満潮の塩>

給食で使用している塩は、日向市にある平岩海岸の満潮時の海水を汲み上げ、平釜で45時間じっくりと煮詰めて作られた満潮の塩を使用しています。

ミネラルがたっぷりで、まろやかなお塩です!

調味料一つ一つにこだわり、身体に優しい給食作りを行っています。

また、地元で作られたものを地元で使う「地産地消」は、食育へと繋がっていきます。

 

お知らせ

誕生会がない年が続き、子どもたちの給食の量を知らせる機会がないため、不定期で写真と食材の量を載せて参ります。
今回は、5月12日の給食です。

この日のメニューは、肉類が少なく、果物や魚介類が使われていないため、夕食には、肉や魚をたくさん食べられるメニューに果物をプラスすると◎。

配布している「給食だより」の裏のメニュー表の一番下に不足栄養素を載せております。
ご家庭の食事メニューのご参考にいかがでしょうか。

また、事務所の前に幼児用の給食展示もありますので、そちらもご覧ください。

 

★給食メニュー★

・ごはん ・かぼちゃのそぼろ煮 ・ひじきの白和え ・白菜のみそ汁

<乳児>
ごはん 80~90g
汁 お玉1杯弱
野菜トータル 106g
肉 10g 豆腐 20g

<幼児>
ごはん 100~110g

汁 お玉1杯強

野菜トータル 133g

肉 12g 豆腐 25g

 

5月の食育「手洗い上手にできるかな?」&行事食「あくまき」

 

5月5日はこどもの日、たくさん食べておおきくなぁれ!

 

端午の節句の5月5日、元々は病気や災いを避けるための行事として行われており、男の子だけのお祝いでした。
今ではこどもの日と呼ばれ、子どもたちみんなが元気に大きく育ちますようにとお祝い事をする日となっていますね。
祝日法第2条によると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という趣旨のもと、こどもの日は制定されたそうですよ!
5月は母の日もあります。

美味しいものを家族で食べて、笑顔いっぱいな祝日にしたいですね。

 

今月の食育「手洗い上手にできるかな?」

手洗いで菌が残りやすい箇所を絵を使って確認した後、実際に手洗いをします。

 

※2022/6/1 実施写真追加

 

 

今月の行事食「あくまき」

こどもの日の行事食として西日本ではちまきを食べる習慣があり、宮崎ではお隣の鹿児島に近いことから「あくまき」という名のちまきを食べます。

中国から伝わったちまきは、古くから邪気払いの力があるとされていたようです。

園では6日金曜日の15時のおやつに提供します。

 

 

こだわりの食材

~だし編~

 

だしは、料理に欠かせない日本の大切な食文化です。
毎日、じっくりと火を入れておいしいだしを取り、汁物や煮物で使用しています。
みそ汁やすまし汁は、基本りこと昆布から取った合わせだしを使用しており、メニューによってはかつお節と昆布の合わせだしを使用することがあります。
煮物には昆布だしを使用し、離乳食初期からも昆布だしで食材を煮て提供しています。
(※離乳食は、ご家庭で摂取した食材の提供を基本とし、月末前に聞き取りを行っています。)
また、メニューによって無添加のチキンブイヨンスープチキンガラスープを使い分け、化学調味料に頼らない安心・安全なおいしい給食作りを行っています。

 

 


 

~旬野菜のご紹介~

 

<スナップえんどう>

さやえんどうのシャキシャキ感とグリンピースの豆の甘味を同時に味わえます。
甘味が強いので子どもたちにも人気のある野菜です。
手早く茹でて食感を楽しみましょう♪

 

 

※当園の「給食のこと」はこちらをご覧ください。

 

4月の食育「いただきます、ごちそうさま!!」&行事食「甘茶」「創立70周年記念のお祝い弁当」

ご入園、ご進級おめでとうございます!

 

柔らかな春の陽ざしに心和む季節、期待と不安を抱えながら新年度を迎える保護者の方々もいらっしゃるかと存じます。

給食室は前年度に引き続き、栄養教諭1名、調理師3名で給食はもちろん、様々な食育活動に取り組んで参ります!

子どもたちに「食べることは楽しいんだよ」と、日々の給食、おやつ、行事食、年長児においては、食育の日やクッキングから伝えていけたらと考えています。

また、当園の給食で使用している食材、調味料等は子どもたちの健康に配慮し、できる範囲ではありますが、こだわりを持って選んでいます。

今後の給食だよりにて少しずつ紹介して参りますので、目を通していただけると幸いです。

どうぞ、一年間よろしくお願い致します。

 

今月の食育「いただきます、ごちそうさま!!」

食事の前後のあいさつはなぜするのか?

子どもたちと一緒に考え、マナーや命の尊さ、感謝の気持ちを育みます。 

※2022/4/22 実施写真追加

 

今月の行事食「甘茶」

4月8日はお釈迦様のお誕生日で、天の竜王が産湯代わりに「甘露の雨」と「花びら」を降らせたという言い伝えがあります。

お寺では『花祭り』と呼ばれるお祝い事を開き、周りを花で飾ったお釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いします。

参拝者は、この甘茶を飲むことで息災延命を祈願します。

当園では、同じ4月8日に提供します。

 

4月14日は、認定こども園大塚 創立70周年記念として、幼児さん向けのお祝い弁当を給食にて提供します。

(乳児さんは、下記の中から食べやすいもの選び、お皿にて提供します。)

春らしいお弁当箱に、自家製梅のしらすごはん、チキン南蛮・エビフライ(タルタルソース)、ブロッコリー、紅白なます、伊達巻、新じゃがの煮物、鮭の自家製みそバター焼き、オレンジ、ゼリーを詰め込みます。(汁物は、たけのこのすまし汁。ゼリーのみ既製品。)

また、3時のおやつは「紅白まんじゅう」を手作りします。

当日は給食展示、後日、HPにも掲載予定です。是非ともご覧ください。

 

こだわりの食材
早川農苑のにんじん畑にて

~お野菜~

 

<綾・早川農苑さん>

無農薬・無化学肥料栽培にこだわった旬のお野菜を

週に4回程度取り入れています。

「命は食が育むもの、生命力溢れる、元気をもらえる野菜を作りたい!」

そんな想いをもって育てられている早川さんの

お野菜だからこそ、子どもたちに食べさせたいのです。

 

 

※当園の「給食のこと」はこちらをご覧ください。

 

 

9月の食育「朝ご飯を食べよう!」&行事食「おはぎ」

食欲の秋はもうすぐです!

 

9月23日は秋分の日、国民の祝日です。

昼と夜の長さがほぼ同じになる日を秋分の日とするため、毎年日付が変わるのをご存知でしたか?

この日を境に日照時間が減っていき、夏から秋へと季節が変わっていきます。

そんな秋分の日ですが、前後3日を入れた7日間は秋のお彼岸ですね。

毎年9月には行事食である「おはぎ」を提供しています。

おはぎを食べる意味は〈今月の行事食〉に記載しておりますが、実際に子どもたちに提供するのはきな粉をまぶしただけのおはぎです。

行事食に度々登場する小豆ですが、子どもたちは苦手な様子。

せめて意味合いだけでも・・・という思いで、行事食についての説明書きを幼児クラスに配布し、担任の先生に読んでもらっています!

 

今月の食育「朝ごはんを食べよう!」

朝ご飯はどうして食べないといけないの?その理由と早寝早起きの大切さについて教えます!

 

※2021/9/28 写真追加

今月の行事食「おはぎ」

秋のお彼岸は「おはぎ」、春のお彼岸は「ぼたもち」と季節によって呼び名が変わります。

あんこに使われる小豆には、古くから悪いものを追い払う効果があるとされてきました。

秋は収穫の時期、春は種をまき、成長を願う季節です。

この時期に小豆を使ったおはぎを食べたり、ご先祖様にお供えをすることで、自然への感謝と深く結びついてきます。

当園では、きなこのおはぎを22日に3時のおやつで提供します!

 

高木兼寛 麦飯カレーの日

 

宮崎市高岡町の偉人、ビタミンの父と言われる『高木兼寛』は、「食事の改善によって脚気の予防にはじめて成功した人」です。

海軍軍医だった当時、カレー味のシチューに、炒めた小麦粉でとろみを付け、麦ごはんにかけた食事を提供し、難病とされていた脚気を予防することに成功しました。

後に、脚気の予防には、麦に多く含まれる「ビタミンB1」という栄養素が関係していたことが発見されました。

また、この食事が日本で食べられているカレーライスの始まりだと言われています。

その功績をたたえ、『高木兼寛』の誕生月である9月に、市内すべての小・中学校ならびに、保育施設において麦飯カレーの提供を行っております。
(当園では、9月7日に提供します。)


高木兼寛(たかきかねひろ)

医学博士 海軍軍医総監

1849年(嘉永2年)9月15日(旧暦)に高岡町穆佐(むかさ)に生まれる。

1920年(大正9年)4月13日没。

こだわりの食材

~調味料編~

 

<こめサラダ油>

遺伝子組み換えをしていない国産の玄米から取れる米ぬかが原料です。

特徴としては、体内に入った脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける「ビタミンE」や悪玉コレステロールが体内に吸収されるのを阻害する「植物ステロール」などの天然栄養成分が植物油の中で最も多く含まれている点です!

最近は、スーパーやドラックストアでもよく見かけます。

 

8月の食育「食中毒について知ろう!」&行事食「白玉団子」

夏野菜を毎日食べましょう!

 

セミの声が鳴り響く、真夏の8月がとうとうやって来ました!
私たちには息苦しい外気の中、太陽をたくさん浴びて育つ夏野菜には水分が多く含まれているのをご存じでしょうか?
暑さで食欲も落ちがちな時期でも夏野菜が食べやすいのは、身体が 水分を欲しているからなのかもしれませんね!
また、ミネラルやビタミン類も豊富で、 体温を下げたり身体のだるさや疲れをとってくれたりと、夏バテ気味の身体に嬉しい 効果が期待されるため、汗っかきの子どもたちには、夏野菜をたくさん食べてもらい たいものです。
トマトキュウリはサラダで、オクラはさっと湯がいてしょうゆとかつお節で和えるだけなど、簡単一品料理でもメイン料理でも毎日の夕食に夏野菜をぜひ取り入れてみて下さい!!

 

今月の食育「食中毒について知ろう!」

食中毒とは、ばい菌のついた食べ物を食べておなかが痛くなること。
ポテトサラダを作ろうと仮定し、お店のどこにその材料があるのか、買ってきたらなぜ冷蔵庫に入れないといけないのかなど、食中毒の観点から子どもでもわかりやすいように対策や予防について教えます!

 

※2021/8/27 写真追加

 

今月の行事食「白玉団子」

8月15日前後はお盆と言い、ご先祖様が現世に戻ってくる期間です。

その際、ご先祖様へお供えするものの一つとして白玉団子があります。

当園では、12日のおやつのフルーツポンチに白玉団子を入れて提供します。

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<みそ>

給食のみそ汁で使うみそは、「博士の手づくり麦みそ」を使用しています。
材料は、国産大豆、麦麹、塩のみで余計なものは含まれておらず、安心安全です。毎年9月には、農学博士の濱田先生をお呼びし、年長児とその保護者でみそ作り体験をしていますが、新型コロナウイルスの影響により、昨年度は中止になってしまいました。
今年は体験させてあげたいです!

 
お味噌づくりの様子>>>

 

7月の食育「正しい姿勢で食べよう!」&行事食「七夕そうめん」

酸っぱいものを食べて元気になりましょう!!

 

毎日暑い中、お仕事・家事・育児お疲れ様です!!
そんな大人をよそに、どこにそんな体力があるのだろう?と不思議なくらい元気いっぱいな子どもたち!!ですが、、、
これからどんどん暑くなると、大人と同様にいつもより疲れやすくなります。
また、食欲が落ちやすく、酸っぱいものやさっぱりとしたものが、普段よりよりおいしく感じられます。
今月の献立は、そんな暑い季節にピッタリなメニューが多く、食欲が無くても食べやすいように考えられています。

麺類好きが多い子どもたちには、野菜もたくさん食べられる「サラダうどん」は特におすすめです!

レシピを参考に、ぜひご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか♪

 

今月の食育「正しい姿勢で食べよう!」

なぜ姿勢よく食べないといけないのか、その意味と正しい姿勢を教えます!

※2021/8/27写真追加

 

今月の行事食「七夕そうめん」

7月7日は「七夕」です。
彦星様と織姫様が天の川にかかる”カササギの橋”を渡り年に一度だけ会える日です。
七夕にそうめんを食べるのは、織姫様の糸になぞり食べられるようになったという説があります。

7日に提供する「七夕そうめん」には、昨年の年長さんが作った梅を刻んでトッピングします。酸っぱい梅を食べて元気になりましょう!

 

 

レシピご紹介

~サラダうどん~

 

【材料】

・うどん(乾麺でもゆで麺でも)

・お好きな野菜(レタス、きゅうり、トマトなど)

・シーチキン(鶏ささみや鶏むね肉を割いたものでも)

・卵(スクランブルエッグにします) 

 

<たれ>※ゆでうどん約3玉分 たれの材料はすべて合わせる
・酢 60g(大さじ4)

・油 60g(大さじ5)                

・しょうゆ 75g(大さじ4と小さじ1/2)

・砂糖 60g(大さじ6と小さじ2)

・すりごま お好みの量

・すりおろし玉ねぎ 1個分

・すりおろしりんご 1個分

 

【作り方】

  1. たれの材料の玉ねぎとりんごをすりおろし、玉ねぎを加熱する

  2. その他の調味料と1を合わせ、味をみる
    よければ冷蔵庫で冷やしておく
  3. うどんを湯がく
    その間に、スクランブルエッグを作ったり、野菜をカットしておく
  4. うどんが湯がき終わったら、水洗いしぬめりを取りつつ冷やす→ざるに上げる
  5. お皿にうどん、野菜、スクランブルエッグ、シーチキンを盛り付け、たれをかける
    ※調味料は味をみて加減してください

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<丸島醤油>

小豆島にて昔ながらの製法でゆっくりと時間をかけて作られたお醤油です。材料は、丸大豆・小麦・塩・種麹のみで添加物は一切使われておりません。
こだわりと自信を持っている丸島醤油さんだからこそ、当園も安心して給食に使うことができます。

 

 

6月の食育「いろいろな国の料理を知ろう!」&行事食「あられ」「入梅いわし」

イワシがおいしい季節です

 

新年度が始まり、あっという間に2カ月が過ぎました。今年は例年に比べ、梅雨入りが5月半ばと早かったですね。

ちょっぴり肌寒い日もあれば、汗ばむ日もあり体温調節が難しい日々が続きました。
体調を崩しやすい4月5月でしたが、子どもたちは給食をほとんど残すことなくモリモリと食べていましたよ!(すばらしい♡)

 

そんな当園の給食、毎月1~2回程、お昼や15時のおやつに行事食を提供しています!

6月は、昨年から「入梅いわし」を使った料理を取り入れようと試作をしているのですが、小骨や臭みが気になり、中々提供できずにいます・・・。
しかし、今年は大半がいわしの稚魚であるしらすを使った料理を3時のおやつに提供します!
しらすには、カルシウムが多く含まれており、天日干しされたしらす干しやちりめんじゃこには、生のしらすに比べ10倍近くのビタミンDが豊富に含まれているそうです!
小さい子どもも食べやすく、積極的に摂取したいところですが、塩分が多いため食べすぎにはご注意くださいね。

 

※ビタミンD…カルシウムの吸収を促進する働きがあるため、骨が丈夫になります。また、免疫力UP効果が期待されている栄養素です!

 

今月の食育「いろいろな国の料理を知ろう!」

みんなの知っているカレーやギョウザ、スパゲティ…どこの国の料理か知っているかな?

世界地図を使っていろいろな国の料理を探しに行こう!!

 

※2021/6/19 写真追加

 

今月の行事食「あられ」「入梅いわし」

<あられ>

6月1日は『氷の朔日(ついたち)』と言われています。
宮中では、6月1日に「氷室の節会」という、氷室に保存しておいた氷を臣下に分け与えて食べる行事がありました。
この習慣は庶民にも広がりましたが、氷は貴重品だったため、代わりに鏡餅を割ってあられにし、行事を祝いました。
地域によっては、固い餅を食べることからこの行事を「歯固め」と称し、歯がますます丈夫になり長生きできるようにと祈願したそうです。
当園でも1日に”あられ”を提供します!

 

<入梅いわし>

毎年6~7月の梅雨時期に獲れる「マイワシ」のことで、1年で一番脂が乗っていて美味しいとされています。
「入梅」とは、江戸時代に暦上の梅雨入りを示すために設けられた雑節の一つです。
今年は6月11日が入梅のため、当園の行事食も同じ11日にイワシ料理と称し、”じゃこトースト”を提供します。

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<満潮の塩>

当園では、日向市にある平岩海岸の満潮時の海水を汲み上げ、平釜で45時間じっくりと煮詰めて作られた「満潮の塩」を使用しています。

ミネラルたっぷり!まろやかなお塩です!

 

 

 

5月の食育「手洗い上手にできるかな?」&行事食「あくまき」

5月5日はこどもの日、たくさん食べておおきくなぁれ!

 

端午の節句の5月5日、元々は病気や災いを避けるための行事として行われており、男の子だけのお祝いでした。

今ではこどもの日と呼ばれ子どもたちみんなが元気に大きく育ちますようにとお祝い事をする日となっていますね。

祝日法2条によると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という趣旨のもと、こどもの日は制定されたそうですよ!

5月は母の日もあります。美味しいものを家族で食べて笑顔いっぱいな祝日にしたいですね!

 

 

今月の食育「手洗い上手にできるかな?」

手洗いで菌が残りやすい箇所を絵を使って確認した後、実際に手洗いをします。

※2021/5/31 写真追加

 

今月の行事食「あくまき」

こどもの日の行事食として西日本では ちまき を食べる習慣があり、宮崎ではお隣の鹿児島に近いことから「あくまき」という名の ちまき を食べます。

中国から伝わった ちまき は、古くから邪気払いの力があるとされていたようです。

園では6日木曜日の15時のおやつに提供します。

 

 

当園の給食について

当園の給食は食材本来のおいしさを知ってもらうため「だし」を大切にしています!

当園の給食は食材本来のおいしさを知ってもらうため「だし」を大切にしています!

 

  • 6~12カ月の赤ちゃんの離乳食は月齢・咀嚼能力に応じた個人対応
  • 1~2歳のひまわりクラスは砂糖を控えめに薄味の幼児食を提供
  • 2歳から基本の幼児食を提供しますが濃い味付けにならないよう気を付けています!

 

 

 

 

こだわりの食材

~調味料編~

こだわりの食材~調味料編~きび砂糖

 

<きび砂糖>

当園で使用しているお砂糖は、花見糖というきび砂糖です。

沖縄県や奄美大島で栽培しているサトウキビを100%使用しており、宮崎で加工されています。

白砂糖に比べ、精製度が低いためミネラル分が豊富です。

また、黒砂糖のようにくせがないため、料理やお菓子作りにピッタリのお砂糖です。ぜひご家庭でもご利用ください!

 

 

4月の食育「いただきます、ごちそうさま!!」&行事食「甘茶」

ご入園、ご進級おめでとうございます!

 

柔らかな春の陽ざしに心和む季節、期待と不安を抱えながら新年度を迎える保護者の方々もいらっしゃるかと存じます。

給食室は前年度に引き続き、栄養教諭1名、調理師3名で給食はもちろん、様々な食育活動に取り組んで参ります!

子どもたちに「食べることは楽しいんだよ」と、日々の給食、おやつ、行事食、年長児においては、食育の日やクッキングから伝えていけたらと考えています。

また、当園の給食で使用している食材、調味料等は子どもたちの健康に考慮し、できる範囲でこだわりを持って選んでいます。

今後の給食だよりにて少しずつ紹介して参りますので、目を通していただけると幸いです。

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

 

今月の食育「いただきます、ごちそうさま!!」

食事の前後のあいさつはなぜするのか?

子どもたちと一緒に考え、マナーや命の尊さ、感謝の気持ちを育みます。

 

 

 

 

今月の行事食「甘茶」

4月8日はお釈迦様のお誕生日で、天の竜王が産湯代わりに「甘露の雨」と「花びら」を降らせたという言い伝えがあります。

お寺では『花祭り』と呼ばれるお祝い事を開き、周りを花で飾ったお釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いします。

参拝者は、この甘茶を飲むことで息災延命を祈願します。

当園では、同じ4月8日に提供します。

 

こだわりの食材
早川農苑のにんじん畑にて

~野菜編~

 

<綾・早川農苑さん>

無農薬・無化学肥料栽培にこだわった旬のお野菜を週に2,3回程度ですが取り入れています。(旬野菜のみの取り扱い、配達の都合上毎日は難しい現状) 

「命は食が育むもの、生命力溢れる、元気をもらえる野菜を作りたい!」

そんな想いをもって育てているお野菜だからこそ子どもたちに食べさせたいのです。

 

 

※当園の「給食のこと」はこちらをご覧ください。

 

 

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