食育

11月の食育「和食について知ろう!」&行事食「けんちん汁」

11月24日(いいにほんしょく)は和食の日

 

秋の深まりとともに、野山が赤や黄色に彩られる季節になりました。

和食は、味もさることながら彩りも上品で美しいです。

11月24日は「和食の日」として、日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さについて考える日です。

認定こども園大塚は、毎年梅づくりやみそ作りを行い、和食文化を子どもたちに伝えてきました。

日々の給食作りにおいても、昆布 と 煮干し からだしを取り、自然由来の”だし”をきかせた汁物の提供や、食育の一環として日本の伝統的な行事食を年に10回以上取り入れています。

また、和食の基本である”だし”には減塩効果があり、塩分を多く摂取しがちである近年の食生活に一日1回は取り入れたいところです。

私たち大人にとっても、日本食の素晴らしさを改めて知ることのできる良い機会ですので、一緒に配布致しました資料にも目を通していただけると幸いです ☺

 

今月の食育「和食について知ろう!」

11月24日(いい にほん しょく)は「和食の日」です。

和食の基本といえばおだし!だしの取り方を教え、一緒にみそ汁作りに挑戦します!

 

今月の行事食「けんちん汁」

<けんちん汁>

11月15日は「油祝い」の日です。

昔はとても貴重だった油。その収穫を祝い、神前に油を使った料理をお供えしていたそうです。

その料理の一つ、けんちん汁は、秋の収穫が終わり、これからやって来る本格的な冬の寒さに備えるために、体の中から温めようと食べられてきました。

豆腐をたっぷりの油で炒めることで良質な脂質を、野菜類でビタミン・ミネラル・食物繊維を取り、疲れた体に栄養を補給し、体力をつけます。

当園では、14日に提供します。

 

レシピご紹介

手軽においしく!水出汁の作り方!

◇水にだしのもととなる食材を入れ、10時間以上冷蔵庫に入れておくだけで完成!
料理に使うときは、食材を取り除き加熱します。

※加熱前は日持ちしないため、早めに使い切りましょう♪

 

煮干し+昆布の合わせ出汁(みそ汁におすすめ!)】

水1ℓに煮干しと昆布を各15gずつ入れる       

 

昆布出汁(煮物におすすめ!)】
水1ℓに昆布を20g入れる

 

お知らせ

給食の提供量について

いつも給食展示をご覧いただき、ありがとうございます。

現在のクラスになってから半年が過ぎ、全体的に食事量が増えたように思えます。素晴らしいですね!

成長するために必要な栄養がたっぷり入った給食、この調子でしっかり食べてもらえると嬉しいです!

さて、10月のメニューより抜粋してご紹介します。

この日のメニューは、野菜が多く使われておりますが、子どもたちが食べやすいような味付けになっているためか、よく食べていました。

足りない栄養素としては、「いも類」「肉類」があげられます。

様々な食材が値上がりしていますが、手に取りやすい食材をメニューに取り入れて、子どもたちの成長を一緒に支えていきましょう♪

 

★給食メニュー★

・ごはん ・魚の照り焼き・ごぼうサラダ・かぼちゃと玉ねぎのみそ汁

<乳児>
ごはん 90~100g
汁 お玉1杯弱
野菜トータル 66g
魚介類 36g

<幼児>
ごはん 110~120g

汁 お玉1杯強

野菜トータル 83g

魚介類 45g

 

10月の食育「三角食べをしよう!」&行事食「さつまいもごはん」「ハロウィンデザート」※11/6写真追加

Happy  Halloween!!

 

 

朝夕には涼しさが感じられるようになり、虫の音が季節の移ろいを知らせてくれています。

少しずつ秋の気配が深まり、日々の中にも過ごしやすさを感じるようになってきました。

とは言えども、日中はまだ汗ばむ日もあります。

まもなく迎える運動会に向けて、体調を整えていきましょう!

 

食材にも秋の味覚が増えてくるこの時期、子どもたちには旬の味を楽しみながら、食べることの大切さや喜びを感じてほしいと思います。

旬の食材に子どものころから触れさせることは、豊かな感性や味覚の形成に繋がります。

食を通して、子どもたちの心と体の成長を支えていけるよう、おいしい給食を作り続けます♪

 

今月の食育「三角食べをしよう!」

「三角食べ」を知っていますか?日本独自の三角食べには、もちろん理由があります。

三角食べの良さについて知り、最後はクイズに挑戦します!

※11/6写真追加

 

今月の行事食「さつまいもごはん」「ハロウィンデザート」

<さつまいもごはん>

今年の十五夜は、10月6日です。
十五夜といえば、お月見団子が思い浮かびますが、サツマイモやサトイモの収穫時期でもあることから、別名「芋名月」とも呼ばれています。
昔の人は、この時期に収穫した作物をお供えしたり、食べたりすることで豊作への祈りと感謝を表していました。
ホクホクの甘いおいもの入ったご飯は、同じく6日に提供します!

 

<ハロウィンデザート>

10月31日のハロウィンはヨーロッパを起源とするお祭りで、上記と同じく秋の収穫をお祝いしたり、悪霊を追い出したりするためのイベントです。

ハロウィンに必ず登場するかぼちゃは、元々カブをくり抜いた「ちょうちん」だったものがアメリカに伝わった後、ちょうど収穫時期だったかぼちゃに変わったそうです。

今年のハロウィンデザートは、31日の15時のおやつに提供しますよ!

かぼちゃのおばけがいるかも!?

 

 

<手作りドレッシングについて>

 

メニュー表に手作りドレッシングと記載してあるものは、こだわりの調味料を使用した、毎回使い切りの安心・安全ドレッシングです!!

材料は、こめサラダ油20g、酢30g、しょうゆ15g、きび砂糖15g、塩3g、白ごま1.5g

少し濃いめに作ってあるため、 かけるときは少しの量で大丈夫です。

子どもたちからもこのドレッシングは好評で、サラダをたくさん食べてくれます!

ご家庭でもぜひ作ってみてくださいね😊

 

 

レシピご紹介

~簡単に作れて、おいしい!卵不使用バナナマフィン~

 

【材料】マフィン型 6~7個分

  • 薄力粉 140g
  • ベーキングパウダー 7g
  • 塩 1g
  • 砂糖 60g
  • 溶かしバター(無塩) 40g
  • バナナ(果肉のみ) 70g(約1本)
  • 牛乳 90g

 

【作り方】

  1. 薄力粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を合わせて、泡立て器でよく混ぜる

  2. バナナは、潰すか牛乳と一緒にミキサーにかける

  3. ①にバナナと牛乳を加え混ぜ、8割ほど混ざったら、溶かしバターを加え、更に混ぜる

  4. 160~170℃のオーブンで10~15分焼く

 

10月のお誕生会メニュー

10月23日金曜日に10月のお誕生会が開催されました。

今月の特別メニューは…

 

  • ナポリタンスパゲティ

    スパゲティ・こめサラダ油・ウインナー・玉ねぎ・人参・ピーマン・しめじ・ケチャップ・トマトピューレ・バター・粉チーズ

     

  • ハニーチキン

    鶏肉・にんにく・しょうゆ・酒・みりん・はちみつ

     

  • 添え野菜

    レタス・サニーレタス・手作りごまドレッシング

     

  • 粉ふき芋

    じゃがいも・塩・乾燥パセリ

     

  • チンゲン菜の中華スープ

    チンゲン菜・人参・玉ねぎ・卵・鶏がらスープ・しょうゆ・塩・ごま油

     

  • にっこりココアプリン

    プリンミックス・純ココア・きび砂糖・牛乳・生クリーム

 

9月のお誕生会メニュー

9月26日金曜日に9月のお誕生会が開催されました。

今月の特別メニューは…

 

  • 玄米入りごはん

     

  • てりやきソースハンバーグ

    合い挽きミンチ・玉ねぎ・生しいたけ・パン粉・卵・塩・しょうゆ・きび砂糖・酒・みりん・片栗粉・おろししょうが

     

  • ほうれん草のソテー

    ほうれん草・えのきだけ・ホールコーン・バター・コンソメ

     

  • ミネストローネ

    人参・玉ねぎ・なす・ズッキーニ・パプリカ・ベーコン・ホールトマト・ブイヨン・塩

     

  • 角切りりんごヨーグルト

    ヨーグルト・りんご缶

 

 

9月の食育&行事食「おはぎ」

8月30日~9月5日は防災週間です!

 

台風が多いこの時期、今年は梅雨が短かったために恵の雨とも言えるのか、

はたまた風が強すぎて作物がなぎ倒されてしまうのか、自然には敵いません。

野菜が値上がりしないか心配です、、、。

 

「9月1日は防災の日!」ということで、準備はしているもののなかなか確認までとはいかない、防災用品や防災マップのチェックをすると良いそうです。

食品であれば、賞味期限が近かったり切れているものがあるかもしれません。

オムツや服を用意していたけれど、サイズが変わっていたり、使っていなかったりと、いざという時のために、少なくとも年に一度は確認すると安心ですね。

また、食品は「ローリングストック」がおすすめです。

普段使いの食材、加工品を少し多めに購入しておき、使った分だけ買い足していき、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法です。

保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。是非、お試しください!

ローリングストック

 

今月の食育

※今月の食育はお休みです

 

今月の行事食「おはぎ」

<おはぎ>

秋のお彼岸は「おはぎ」、春のお彼岸は「ぼたもち」と季節によって呼び名が変わります。

あんこに使われる小豆には、古くから悪いものを追い払う効果があるとされてきました。

秋は収穫の時期、春は種をまき、成長を願う季節です。

この時期に小豆を使ったおはぎを食べたり、ご先祖様にお供えをすることで、自然への感謝と深く結びついてきます。

当園では、24日に3時のおやつで提供します!

 

ビタミンの父・高木 兼寛

 

高岡町の偉人、ビタミンの父と言われる「高木 兼寛 先生」をご存じでしょうか?

高木兼寛先生は、食事の改善によって脚気(かっけ)の予防に初めて成功した方です。      

海軍軍医だった当時、カレー味のシチューに、炒めた小麦粉でとろみを付け、麦ごはんにかけた食事を提供することにより、難病とされていた脚気を予防することに成功しました。 

後に、脚気の予防には、麦に多く含まれる ビタミンB1 という栄養素が関係していたことが発見されています。

また、この食事が日本で食べられているカレーライスの始まりだと言われています。

その功績をたたえ、誕生月である9月に、市内の小・中学校ならびに、保育施設において麦飯カレーの提供を行っております。

(当園では、9月30日に提供します。)


高木兼寛(たかきかねひろ)

医学博士 海軍軍医総監

1849年(嘉永2年)9月15日(旧暦)に高岡町穆佐(むかさ)に生まれる

1920年(大正9年)4月13日に亡くなる

こだわりの食材

~調味料編~

 

<こめサラダ油>

遺伝子組み換えをしていない国産の玄米から取れる米ぬかが原料です。

特徴としては、体内に入った脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける「ビタミンE」や悪玉コレステロールが体内に吸収されるのを阻害する「植物ステロール」などの天然栄養成分が植物油の中で最も多く含まれている点です!
お店でもよく見かけます。

お知らせ

「令和7年度 行事予定表」に記載されております内容が以下のように変更となりました。

  • 10月お誕生会 23日(木)
  • お弁当の日(秋の遠足) 24日(金

ご確認のうえ、お間違えのないようご注意ください。

8月のお誕生会メニュー

8月22日金曜日に8月のお誕生会が開催されました。

今月の特別メニューは…

 

  • ロールパン

     

  • 鶏肉のラタトゥイユ風ソースがけ

    鶏肉・塩こしょう・しょうが・玉ねぎ・人参・ピーマン・赤ピーマン・黄ピーマン・ズッキーニ・にんにく・こめサラダ油・ホールトマト・ケチャップ・塩・ブイヨン

     

  • ハムサラダ

    レタス・きゅうり・ハム・マヨネーズ

     

  • コーンスープ

    クリームコーン・ホールコーン・玉ねぎ・人参・豆乳・パセリ・塩・ブイヨン・バター

     

  • フルーツゼリー

    カルピス・水・ゼラチン・きび砂糖・みかん缶

 

 

8月の食育「正しい姿勢で食べよう!」※8/8写真追加

夏の暑さはまだまだ続きます・・・

 

8月といえば真夏のイメージですが、暦の上では立秋なのだそうです。

8月7日を境に、徐々に、しかし確実に季節は秋へと移り変わります。

わずかながら、朝晩は涼しくなるかもしれませんね。

そうなりますと次は体調を崩しやすくなります。

毎日、睡眠と食事をしっかりと摂って、夏の暑さや気温の変化に負けない体力をつけたいところです。

 

立秋といえども、夏の暑さはまだまだ続きます・・・。

子どもは大人に比べて、体内で水が必要となるまでの時間が40%ほど速いことが分かっています。

体は小さいけれども、動きが多いのが子どもです。

大人と同じ水分量を、こまめに補給する必要があります。

今週は、他県でしたが「日中40℃を超えた!」というニュースが流れていました。

夏場は、冷たいジュースもおいしいですが、甘い飲み物は程ほどに、カフェインを含まないお茶が一番です!

 

今月の食育「正しい姿勢で食べよう!」

間違った姿勢は、どんな姿勢? なぜ姿勢よく食べないといけないの?

その意味と正しい姿勢について、絵を使いながら分かりやすく教えます!

 

今月の行事食

※今月の行事食はお休みです

 

レシピご紹介

~魚の南蛮~

 

【材料】

・魚の切り身(白身魚や青魚など)10枚

・酒 適量

・塩こしょう 適量

・小麦粉 30g

・片栗粉 30g  

・揚げ油

・トマト 1個 (150g) 

・きゅうり 1本 (120g)

・玉ねぎ 1/2個 (100g)

【南蛮酢】         

・砂糖 36g(大さじ4)                 

・しょうゆ 45g(大さじ2と1/2)                                      

・みりん 45g(大さじ2と1/2)        

・酒 75g(大さじ5)            

・酢 75g(大さじ5)                  

・だし汁 100ml(1/4カップ)

 

【作り方】

  1. 南蛮酢を作る
    酒とみりんを小鍋に入れ、アルコールを飛ばし、他の調味料を加え、砂糖を溶かしながら一度沸騰させる

  2. トマトは1.5センチの角切り、きゅうりは薄めのいちょう切りにする。玉ねぎは薄切りにして、レンジ等で加熱しておく。

  3. 1の南蛮酢に2の野菜を漬け込む

  4. 魚に臭み消しの酒を振り、水分をペーパーで抑えた後、塩こしょうを両面に軽く振る

  5. 4に小麦粉と片栗粉を1:1で合わせたものをまぶし油で揚げる

  6. 揚がった魚を深めの容器に並べ、上から3をかける

  7. 完成

 

※子どもでも食べやすい酸味です。温かいままでも、冷蔵庫で冷やしても、おいしくいただけます。

 

こだわりの食材

~調味料編~

 

<きび砂糖>

花見糖(きび砂糖)

 

当園で使用しているお砂糖は、「花見糖」というきび砂糖です。

沖縄県や奄美大島で栽培しているサトウキビを100%使用しており、ここ宮崎で加工されています。

白砂糖に比べると精製度が低いため、ミネラル分が豊富に含まれています。

また、黒砂糖のようにくせがないため、料理やお菓子作りにピッタリなお砂糖です!

 


<みそ>

みそ汁はもちろん、みそを使った料理には、「博士の手づくり麦みそ」を使用しています。材料は、国産大豆、麦麹、塩のみで余計なものは含まれておりません。

また、年長児のクッキングとして保護者参加型のみそ作り体験を年に一度行います。今年度も当園のみそ作ってくださっている博士をお呼びしますよ!年長児の保護者の皆様は、是非ともご参加くださいね!(ご案内は、もうしばらくお待ちください)

 

◎お茶摘みや梅漬け、みそ作りは、大切な日本の食文化です。

経験する機会が年々減ってきている中、当園はできる限り続けていきたいと思います。

 
2024年のお味噌づくりの様子>>>

 

7月のお誕生会メニュー

7月24日金曜日に7月のお誕生会が開催されました。

今月の特別メニューは…

 

      • 麦ごはん

        米・押し麦

         

      • さばのから揚げ

        サバ・しょうゆ・酒・しょうが・にんにく・小麦粉・片栗粉・こめサラダ油

         

      • バンバンジー風サラダ

        きゅうり・もやし・鶏ささみ・ホールコーン・ねりごま・しょうゆ・酢・きび砂糖・ごま油・すりごま

         

      • 添え野菜

        トマト

         

      • 冬瓜のみそ汁

        冬瓜・人参・しめじ・こんにゃく・油揚げ・小ねぎ・みそ・煮干し・昆布

         

      • ピーチゼリー

        ネクター・水・アガー・きび砂糖

 

 

梅を楽しむ季節の手しごと

旬の「南高梅」を使って、梅しごとを体験しました。

 

まずは梅のヘタ取りから。桃のような香りが部屋いっぱいに広がります。

 

 

 

 

数日後・・・

梅漬けに欠かせない「赤しそ」の葉っぱを、丁寧にちぎっていきます。

 

 

梅酢が赤く染まる不思議を感じながら、時間をかけて梅に親しみました。

 

 

達成感いっぱいの満足そうな子どもたち。

少しだけご家庭に持ち帰り、赤く色づく過程を楽しんでもらいます。
園内でも、おやつのおにぎりや梅醤番茶に使って一年を通して味わいます。

 

 

 

 

こども園大塚では様々な体験を通して「食育」を行っています。当園の「食育」についてはこちら>>

 

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