季節の変わり目で体力が落ちてくる梅雨の時期に入りました。
この時期は、菌が活発になりますので、食中毒に注意しましょう。
食中毒菌が増えても、食品の味や風味の変化に気づかずに食べてしまいがちです。
『食品をしっかり加熱』『できたらすぐに食べる』『冷蔵庫で保存する』などご家庭でも食品管理に気を付けてくださいね。
また、6月4日~10日は歯と口の健康習慣です。
虫歯予防のために、『カルシウム』が多く含まれる乳製品や小魚、カルシウム代謝を助ける『ビタミンD』が多いしいたけ、エナメル質を強化する『ビタミンA』の多い緑黄色野菜などを意識しながらバランスよく食べて歯を守りましょう。
歯の模型を使って、上手な歯磨きの仕方を教えます。
その後、実際に子どもたちに歯磨きをしてもらいます。
6月1日は『氷の朔日(ついたち)』と言われています。
宮中では、6月1日に『氷室の節会』という、氷室に保存しておいた氷を臣下に分け与えて食べる行事がありました。
この習慣は庶民にも広がりましたが、庶民の間では貴重な氷の代わりに鏡餅を割ってあられにし、行事を祝いました。
地域によっては、固い餅を食べることからこの行事を「歯固め」と称し、歯がますます丈夫になり長生きできるようにと祈願したそうです。
当園では2日にあられを提供します。
食中毒の予防法
●細菌をつけない
必ず手洗い。調理前だけでなく、生肉を触ったあとなどもこまめに!
生の肉や魚が、生で食べる野菜などに付着しないようにする。
●生鮮食品や残った食品はすぐに冷蔵庫(冷凍庫)へ
日の当たる場所や常温での保存はNG。清潔な容器やラップを使って冷蔵保存。
●加熱・消毒・殺菌
ほとんどの菌が過熱すると死滅するため、必ず過熱して食べる。特に肉や魚は十分に。
残った食品も再加熱する。ふきんや調理器具は、熱湯や漂白剤を使用して消毒・殺菌する。