お茶摘み体験を楽しみました

  

 

みなさんは「茶摘み」という歌をご存知ですか?

 

夏も近づく八十八夜~と「茶摘み」の歌にも歌われてる通り、立春から88日目が「八十八夜」。
八十八の字を組み合わせると「米」になることから、縁起のイイ農業の吉日とされてきました。
 
今年の八十八夜は、2018年の「立春」2月4日から88日目の5月2日です。
この時期は、野山の草木が一斉に活動を始めるこの時期には茶の木にも、まだ小さいながら新芽が伸びだしています。
 
お茶は早い時期に摘むほど、甘いものができるため、八十八夜のお茶はやわらかく、甘くなります。
丹念に、一芯二葉を手で摘み取り、鍋などで炒った八十八夜のお茶を飲むと、一年間病気をしないという風習がありました。
 
また、八十八、という末広がりのおめでたい日に摘んだお茶は縁起が良いとされとくに珍重されるようです。
茶摘み最盛期である八十八夜、縁起を担ぐという意味合いと気候条件も含めて一番茶(初摘み茶)のお茶は極上で最高のお茶となります。
 
この時期にしか楽しむことのできない旬のものとして、ゆっくりとお茶をいただくのもいいですね。

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