なんとなく慌ただしい12月。
子どもたちの生活リズムは普段から大人に左右されがちですが、特に年末年始は生活リズムが乱れやすくなります。
乳児期は特に、早寝・早起き、食事時間をきちんと決めるなど、意識して生活リズムを大切にするよう心がけましょう。
今月の食育「おいしく給食を食べるために」
おいしく給食を食べるためには、楽しく食事をすることが大事であることを「こ食」の話を交えながら教えます。
今月の行事食「おこと汁」
旧暦12月8日、2月8日の「事八日」(ことようか)に、無病息災を祈って食べる野菜たっぷりのみそ汁が「お事汁」です。
おこと汁は別名「六質汁」(むしつじる)とも呼ばれ、元々は芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を入れて作ったみそ汁です。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、寒い季節に体の芯から温まる伝統の健康長寿食といえますね。当園では10日に提供します。
<冬至にすること>
一年で最も昼が短くなる冬至。運がつくとして「ん」のつく食べ物のカボチャ(なんきん)を食べます。昔は夏が旬のカボチャを冬まで保存し、貴重なビタミン源として冬に食べました。この日にカボチャを食べると、風邪をひかないといわれます。カボチャと小豆を煮た「いとこ煮」を食べる地方もあります。ユズ湯はユズの強い香りで邪気を払うとされています。ユズの成分が血行を促進し、身体をあたためて風邪を予防します。
レシピご紹介
10月の誕生会メニューで好評でした「かぼちゃのチーズ焼き」のレシピをご紹介します。是非、作ってみて下さいね。
~かぼちゃのチーズ焼き~
【材料】
・かぼちゃ 120g(レンジで柔らかくなるまで温め、皮をむく)
・ベーコン 4枚(1cm角に切る)
・とろけるチーズ お好みで
・乾燥パセリ
【作り方】
- 潰したかぼちゃとベーコンを混ぜ、アルミカップ等にいれる。
- チーズをお好みでのせてオーブンで焼き色がつくまで焼く。
- パセリを散らして完成です!