鬼は外~ 福は内~
寒さが一段と増す2月、昨年は124年ぶりに立春が3日になったため、節分の日も2日となっていましたが、今年からまた、立春は4日、節分の日は3日になりました!
次は、100年後ぐらいに変動するとのことです。
「節分の日は、立春の前日」と決まっており、この日から春へと移り変わっていく節分の日は、季節と照らし合わせた日本特有の行事です。
子どもたちにも継承していきたい、大切な日本の文化ですね。
食べ物が3つに色分けできることを教え、紙のおぼんに絵を並べてバランスの取れた献立を作ってもらいます!
※2022/2/12 写真追加

<イワシ>
柊鰯(ヒイラギイワシ)をご存じでしょうか?
西日本では節分の日に、焼いたイワシの頭を棒に挿し、ヒイラギの葉と一緒に玄関前に飾ります。
ヒイラギの葉はトゲがあるため、鬼の目を刺すと言われ、イワシは焼くときの煙で鬼が近寄れないと言われているそうです。
逆に、臭いに誘われて来たものの、トゲで目を刺されて逃げて行くとも言われています。
3日の給食にて、イワシのフライを提供します。

<福茶>
湯呑に、昆布、梅、煎り大豆3粒を入れ、湯またはお茶を注いだものです。
平安時代にこのお茶を飲んだことで病気が治ったとされ、お正月や節分の日に無病息災を願い、親しまれてきました。
昆布は「よろこぶ」、梅は「松竹梅」、大豆は「まめまめしく働ける」という意味が込められています。
当園では、3日の3時のおやつにて提供します。
<おこと汁>
旧暦12月8日、2月8日の【事八日】(ことようか)に、無病息災を祈って食べる野菜たっぷりのみそ汁が「おこと汁」。
おこと汁は別名【六質汁】(むしつじる)とも呼ばれ、元々は芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を入れて作ったみそ汁です。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、寒い季節に体の芯から温まりますね!当園でも8日の給食に提供します。