1年間、ありがとうございました
今年度も残り1か月となりました。4月当初は戸惑いを見せていた子どもたち、随分と大きく成長しましたね。
スプーンやフォークで上手にすくえるようになったり、苦手なものが食べられるようになったり、保護者の方々や職員の声掛けの甲斐あって、子どもたちもがんばれたのだと思います!
ありがとうございました。
子どもたちの「今日の給食なぁに~?」「私、〇〇苦手」「これ大好き♡」「ごちそうさまでした!」などのかわいい声に、給食室一同笑顔が溢れました。
年長さんの保護者の皆様、ゆり組さんとはクッキングや食育で関わりの多い一年間でした。
卒園しても認定こども園での食育が頭の片隅に残ってくれていたら嬉しい限りです。
楽しい時間をありがとうございました。
お箸を使って乾燥大豆をたくさんつかめるのは誰かな!?
<ちらし寿司>
ひな祭りに欠かせない【ちらし寿司】。今では彩り豊かで華やかであってこそですが、昔は地味なお寿司でした。平安時代にひな祭りなどのお祝いの席で食べられていた、その名も『なれ寿司』は、魚にお米を詰めて発酵させた保存食だったそうです。江戸時代になると、具材をご飯に混ぜ込んで作る『ばら寿司』となり、現在の【ちらし寿司】の原点になったと言われています。ひな祭りは女の子の成長をお祝いする行事、「華やかなものでなくては!」という子どもを想う親心から生まれた行事食なのかもしれませんね。
<ひなあられ>
カラフルでかわいらしい【ひなあられ】。白は「大地」、桃は「生命」、緑は「木々」とそれぞれの色はエネルギーを持っています。
ひなあられには、食べることでエネルギーを吸収し、健やかに成長できますようにという願いが込められています。
<ぼたもち>
春の彼岸にお供えしたり、食べたりします。おはぎとの違いは、形とあんこの種類です。【ぼたもち】は、牡丹の花に見立てられているため丸く大きく、こしあんで作ります。
おはぎは、萩の花に見立てられているため、小さな俵型に成形し、粒あんで作ります。当園ではきな粉をまぶした【ぼたもち】を23日に提供します。