真夏の陽ざしがギラギラと照り付ける日が続いています。
熱中症を予防するためにも、日中の長い時間の外出はできるだけ避けて、水分をこまめにとるように心がけましょう。
また、暑い日が続くと夏バテを起こしやすくなります。
体温を下げる効果や、身体の調子を整える夏野菜などを上手に食事に取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう。
今月の食育「食中毒について知ろう!」
食中毒とはどういうものかを教え、対策や予防法を考えます。
食中毒は細菌やウィルス、毒素が食品といっしょに体内に侵入し、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を起こすことをいいます。
乳幼児は抵抗力が弱く、重症化することもあります。
食中毒の主な原因となる細菌は “じめじめ” した梅雨や気温の高い夏に繁殖しやすいので、この時期は特に注意が必要です。
味、匂いに変化はなく、気づかずに食べてしまった…ということもあるので、きちんと予防し、食中毒を起こさないよう注意しましょう。
今月の行事食「そうめん」
お盆にいただく精進料理の一つです。
精進料理では肉類を避けることから、「殺生をせずに心身を清める」という意味があるそうです。
夏バテ予防の食事
暑い日が続くと、体調を崩して夏バテを起こしやすくなります。
食事を通じて夏バテ予防を行いましょう。
夏バテ知らずの丈夫な身体を作る栄養素
- たんぱく質(卵・肉・魚・大豆・牛乳)
- ビタミンC(野菜・果物)
- ビタミンB1(豚肉・レバー・枝豆・豆腐)
- ミネラル(海藻・乳製品・レバー・夏野菜)
落ちた食欲を取り戻す味つけ
- カレー粉→さまざまなスパイスで食欲増進
- ショウガ→少し加えるだけで独特の風味に
- 酢やレモンなどのクエン酸→後味がさっぱりして食べやすくなる